ミューズのコラム



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ある夜の出来事。2018/03/30



昨日は約1ヶ月ちょっとぶりにコネクション心斎橋校でのレッスン。(のはず)しかし、教室に着く直前にして、嫌な予感がした・・・。あっ。鍵を忘れてしまった。私の無理やりな判断で、受講生のM女史を晩御飯に誘う。M女史はサプライズケーキを持参、そのケーキを一緒に食べるはずが・・・。さすがにレストランでは、箱からケーキを出していただくわけにもいかないので、、お持ち帰りさせていただいた。一言、『すいません。』

帰途に着き、通常ならちょっと、''いっぱい!''と、ひっかける私は、現在お酒を控えているので、やはり、ここはケーキでしょ!ということで、紅茶をお供にして、いただきました。とても美味しかったです。 Thank you! (T.M)

退院しました。''さて、1歩踏み出すぞ〜!!''2018/03/25



すっかり春の陽気に包まれた昨日2/24に無事退院をしました。入院生活中は、家族はもちろんのこと、スタッフ一同が、色々カバーしてくれ助けてくれました。そして、受講生の方や友人からエールを沢山頂きました。もちろん忘れてはいけないのが、私の怪我を一生懸命に治してくださった担当医、あれこれとお世話をしてくれた看護士の皆さん・・・。そして同じお部屋になってベッド越しで夜な夜なおしゃべりをしたMさん。20日近くの入院生活だったので、退院の当日は、退院できて、嬉しいはずなのに、反面ちょっと複雑な気持ちになったりもしました。思いがけない怪我をして、入院生活となりましたが、今振り返ると、感謝感謝の気持ちでいっぱい!
退院した日に、同じ職場スタッフから素敵な花束をプレゼントしてもらいました。まだまだフルでは始動できないのですが、少しずつ普段の生活に戻していきたく思います。頑張ります!
どうぞこれからも宜しくお願いいたします。

追 伸:日曜日の今朝、書き留めが届きました。『合格』! 怪我をしていた時に仕上げた、小論文、1回目の入院前に提出しました。さて、4月から通信大学生です。教育の現場に立つ中、もう一度自分自身学びなおしてみようと悩むに悩んだ末、意を決しました。正直のところ、これからが正念場であります。

3月ももう終わりです。日本では年度末の関係だからかなのか、3月は物事の締めで、4月から新たな始まりであるような感じがします。入院中は色々と自分を見つめ直すいい機会となりました。(ローマ人の生活26巻突入!)

退院した翌日に受け取った1通の手紙。新しい1歩を踏みだす時がきた!という合図と受け止めてこれからも前進していきます。 (T.M)

ローマ人の物語を引き続き読む。2018/03/13



入院して5日目。土曜日から車椅子ではあるけれど、トイレも行けるようになった。傷口の痛みも治り、昨日ぐらいから暇を持て余すようになる。本日から私の愛用laptopを取り出す。
脚を除いてはすこぶる元気なので、病院からでもあれこれとスタッフに余計な指示を出してみたりする。これって一番疎まれるケースなんだろうと内心、感じてはいるのだが・・・。

さて、現在は読書三昧。前々からシリーズで読んでいる、塩野七生さんの『ローマ人の物語』にどっぷりはまっている。ようやく14巻目。全43巻なので、まだ半分にもたどりついていない。ユリウス・カエサルの時代を終え、今はオウガスタスの時代であるパクス・ロマーナの時代に突入。このローマ人の物語には沢山の登場人物が出てくる。塩野さんの本はただの歴史的背景でなく、人物像や、人との関わりについて細かく描写されているので、読んでいるうちに頭の中でビジョンが浮かび、止まらずにどんどんはまっていってしまう。なぜユリウス・カエサルが神格化された存在であったのか?などのカリスマ性やその後にエンペルトールとなったオウガスタスの人格であったり、と歴史ではありながら今を生きる中でのエッセンスとして沢山のものがちりばめられている。歴史を振り返るよりも、将来を見出そうと思う人も多いだろう。中には、歴史は過去に勝利を手にしたものが記述したものであるからノンセンスだ。と・・・。でも歴史は繰り返す。歴史は過去から現在に、続くヒューマンストーリーでもある。若ければ、将来自分はどういった人格を形成して、どう生きていくのか? ある程度の年齢にさしかかったり、余生どんな人生を送っていくのか? 読書をすることは、自分と向き合う機会を与えてくれるものなのかもしれない。

若者の読書離れが指摘されて久しくない。読書せずともより早い方法で色々な情報がキャッチできる。いやはや、大人も子供も、立ち止まって自分と向き合う時間がないくらい忙しい日々を過ごしているからなのかもしれない。特に日本は、全てのスタート地点が同じでないといけないという、暗黙のルールがあって、遠回りなんてしちゃうといい就職ができない!になってしまうから、大変!

さて、自分の話に戻そう。ユリウスカエサルのように、どんと構えて、余裕を持っていこう!。いやはや懐の深いユリウスは、頭のキレも素晴らしい!先見の目の鋭い人であったらしい。足元にもおよばないか・・・。(苦笑)

まずは今あるこの時間を有意義に過ごそうと思う今日この頃。
当面スタッフの皆さん、受講生各位にはご迷惑おかけします。 (T.M)

代講・休講のご案内2018/03/04



3月に入ると春を肌で実感できる時節となりました。昨日は桃の節句、お天気も良くなり気持ちいい1日となりました。

さて、私南出、2月初旬に、怪我をしてしまいました。症状を甘くみており、少々悪化ひてしまい、きっちりと治すために、入院をすることになります。当面安静が必要となります。

3月下旬には復帰できるようしっかり養生いたします。
私がお休みをいただいている間、代講講師がつとめさせていただきます。また、一部のクラスは休講となります。受講生の皆様には、誠にご迷惑をおかけしてしまいほんとうにお許し下さい。

入院中、たくさん読書をしたいと思います。またこちらのコラムでアップしていく予定です。

取り急ぎ、お詫びを添えて・・・。
南出照美

『英語教育の危機』を読んで。2018/02/18



月日の経つ速さに驚いている。このコラムを最後に書いたのは大晦日。気がつくと、2月も中旬を迎えた。なんて早いのだろう。さて、今年は2月16日が旧正月だった。まだまだ寒い日は続くが、暦の上では『春』である。日本では、4月が新年度となるので、バタバタと忙しい時期がまさしくこの時期である。
さて、個人的な出来事であるが、2月初旬に怪我をしてしまった。思った以上に、傷がひどく、今では日課となっているジョギングやテニスは当分お預け状態。バタバタと1日を過ごす日々、この時期は行動も半減される。悶々とした毎日を過ごす中、怪我をしたことで、身体が不自由になると、改めて、不自由でない日々の生活に感謝をする。自分の心と向き合おう。さて、そんなわけでいつもよりも読書をする時間が増えた。

推薦・AO入試対策専門塾『春霞塾』の塾長から、最近勧められた1冊。
鳥飼玖美子著『英語教育の危機』。鳥飼さんは、日本の英語教育をひっぱっていく素晴らしい教育者の一人だと思う。その鳥飼さんが現在の日本の英語教育について、とても懸念されていて、この一冊を著した。よく耳にする言葉は『日本人は文法重視だから英語が話せない。』『会話中心が大切。』まさしく著者もこれについて触れているのだが、英語をコミュニケーションに使うというのは、会話ができれば良いという問題ではない。今の学校は会話重視で、だからこそ、読み書きの力が衰えて英語力が下がっているのだ。と述べられている。私も教育現場に立っていて、英語力の低下が進んでいる事に、実感する。文科省が目指した、高校生以上が準2級以上が目標を達していないのが現状。一昔前は、大学を受検する高校生は英検2級というのが常識だったらしい。実際、英語が読めない学生が結構いてたり、英語以前の問題で、日本語の単語の意味がわかつていない学生が増えているのも現実だ。2020年度から『大学入学共通テスト』がセンター試験に変わって採用される。英語に関しては民間テストを用いて判定される。『不確定な要素が多く、共通テストでの英語の廃止を判断するのは拙速である』とし、様々な課題が残されている。しかしあとあと2年余りの年月しかない。これで振り回されているのは、学校の教師ではないだろうか。重ねて、大学入試だけの問題ではない。小学生の英語教育も岐路に立たされている。会話中心の英語、誰が教えるのだろうか?人材確保はできるのだろうか?心配である。このような、不安定な英語教育に不安を抱く保護者は、自分の子供を早い時から、塾や英語塾に送ることができる。一方で家庭の事情などで、そういう機会に恵まれない学生も多い。また、基礎学習を知らないまま小学生を過ごし、中学に入って、勉強の仕方がわからないという学生もいているだろう。学校の授業だけきっちり受けていたら塾にいかなくても大丈夫。という時代は終わったようである。もちろんこれからも教育格差も増え続けていくだろう。

英会話も大切だけれども、中身なくて、コミュニケーションは成立しない。そのためには、日々新聞や読書をして、わからない単語は自らで調べるという習慣づけが大切であると思う。

残念ながら、日本の今の教育は『対策』が全てで、目先だけである。

最後に、著者のあとがきで、ある言葉でしめくくられていた。大いに共鳴したので、引用したい。

大村はまさんという国語教師の言葉で、『ことばを育てることは、こころを育てることである 人を育てることである 教育そのものである』

鳥飼さんは、『ことばを教えること』は、日本語だけに限らない。外国語も手話言葉も同じである。英語を教えることは、単語を教え、会話表現を教えることだけではない。英語という外国語を通して、学習者を未知の世界に誘い、心を豊かにし、人間を育むのである。英語という教科が、学ぶ児童や生徒や学生の心を傷つけることのないよう、『こころを育て、人をそだてる』教育であって欲しい。

私も教育者の一人である。私ができることは、ちっぽけなことかもしれないけれども、この鳥飼さんのメッセージを忘れることのないように、現場に立ち向かっていきたいと思う。 (T.M)

平成を振り返る・・。2017/12/31



大晦日を迎えました。新聞を読んでいると、平成を振り返った特集記事をよく見かけます。明日は新年、平成30年を迎えます。そして、平成31年4月30日に天皇陛下譲位して、5月1日より改号されます。平成30年を振り返ると、バブル最盛期、ジュリエナブーム、次第にバブルは萎れ始め、1995年に阪神大震災。平成はIT革命も凄かった! 90年代後半はようやく携帯電話が出回り、18年目を振り返って、まさか今の自分がスマホなんて使ってるなんて想像もしていなかっただろう。(当時スタートレックのVoyagerのシリーズをみていてタブレットタイプのコンピュータを目にしたことはあるけどまさか自分がそんなタブレット持ってるだなんて・・・)ちなみに米国で初めてiPhoneが発売されたのは2007年でした。
過去20年、自然災害は世界規模で増え続けています。2011年には東日本大震災が起こりました。震災だけでなく、津波が多くの方の人生や生活を呑み込んでしまいました。原発事故も大きな問題として未だに残っています。他にもまだまだ多くの出来事がありました。世界規模では、やはり『テロリズム』が大きなキーワードになっています。2001年9月11日に起った同時多発テロは忘れルコとの出来ない、恐ろしいものでした。この30年間、グローバル化から次第に、ナショナリズム化に路線がシフトして行く時代でもあるのです。英国のブレグジットに、昨年誕生したトランプ政権は、まさしくその象徴であるかもしれません。30 年、歴史的スパンで見ると、たかが30年だと思うのですが、私たちの現世では、やはり大きいかもしれません。色々様子が変化してきます。30年前に0歳だった赤ちゃんが30歳。日本に限定して言うと、戦争を知らない世代です。私も戦争を知らない世代ではありますが、戦争を経験してきた親や祖父母と育ってきました。戦後72年を迎えた今年、戦争を知らない世代の私たちが、これからどういう指針で日本を支えていくのか、が大きな課題になっていくのではないかと思います。

来年は30年、どんな1年となるのでしょうか。

来年も宜しくお願いいたします。 (T.M)

12/24 今日はクリスマスイヴ!2017/12/24



12/24の今日、一部のクラスはまだレッスンはありますが、グループに関しては全て冬休み休暇に入りました。
本日はクリスマス・イヴです。どんなご予定をされてらしゃいますか?

私ごとなのですが、11月初旬に大きな翻訳の依頼を受けました。ようやく昨日に仕事を納めさせて頂きました。
本日は、明日の納品に向けての準備です。

ニュースレターや新講座のご案内、そして、私の担当している講座のミニプレゼンのブログアップがまだ出来ずじまいでございます。
この冬休み中にキャッチアップしていきますので今暫く、お時間下さい。
(T.M.)

まずは、Happy Holiday!

塩野七生さんの本について思う事。2017/12/07



10年前に塩野七生さんの本を手にして、かれこれの年数が経ってしまった。なかなか最後まで読めずに途中で、しおりが入ったまま本棚に並べられている状態。でもいつも脳裏のどこかに、必ず、最後まで読み遂げるのだ!という思いがあった。
そしてここ1・2年、ようやく塩野さんの本が非常に興味深く面白いと感じれるようになってきた。活字がすっと、入ってくることが何よりも嬉しい。イタリアの歴史を中心に主に沢山の本を書かれてる。歴史やその当時の社会背景、宗教について、何よりも歴史に出てくる登場人物の描写もすごく細かい。その当時の人と人との人間関係や駆け引きにも至る。10前に理解出来なかったシーンが、今ではようやくすっと入ってくるところも面白い。先日2年ほど放り投げていた単行本『ルネサンスとは何であったのか』をもう一度初めから読み直した。止まらなく完読。そして最近はローマ人の物語シリーズを読みはじめ、今7巻目に突入。若い頃から古代ローマやギリシャの歴史が好きで、古代美術史も勉強したことがある。歴史を知れば知るほどとても深い分野。改めてこの時代の歴史の面白さに浸っている。歴史は繰り返すというけれど、まさしくその通りなのだと痛感することが多々ある。
歴史に出てくる登場人物の言動や行動がどう影響するのか、どんな人間関係を作り出すのか、いやはや、運命に翻弄される人物、抜きん出ていく人物、様々である。歴史を知るだけでなく、その当時の社会情勢や人物像を知ることが、歴史を学ぶ後醍味なのかもしれない。
日本では歴史は軽視されている。年代暗記にや断片的に歴史を学んでも学生たちが興味を示さないのは、当たり前。 一方で、歴史は民族・宗教・権力が関わっている過去の出来事を学ぶ学問でもあるので、なかなか難しいところもある。無機質に歴史を学ぶのか、それともヒューマニティーをベースにした域で歴史を学ぶのか、主観的になりすぎると危険である。
塩野さんの本は、古代ローマ史をある程度知らないととっつきにくい著書である。でも、読み続けると、【人物】についての生き様の描写が非常に面白い。例えば歴代の皇帝の人物像について触れられている。私はこんな人を尊敬したい。反対にこんなまーネジメントはしたくないなぁといった具合に、本を通して、思うことが多々あるような気がする。
現在社会はスピードが勝負、いかに結果を早く出すかがキーポイント。なので、書店に行けば、早く結果を出そう○○コーチングという自己啓発類の書籍がところせばしと並ぶし、そして飛ぶように売れる。

きっと言われるんだろうな〜。そんなこと言ってるとこの時代乗り切れないよ!と・・。
今のご時勢『ローマは一日にしてあらず。』という格言は、もうイケてないのかもしれない。

今日は12月7日2017/12/07



久々にコラムを書きます。気がつくと12月を迎え、いつも以上に、慌ただしい日々を過ごす今日この頃。これは決して私だけでなく、ミューズで働いているスタッフも忙(せわ)しく動き回っています。
今年こそは、海外に送るクリスマスカードを早く仕上げるぞ!と意気込んで10月の下旬には購入したものの、まだ手をつけていない状態。年内中に済ましておきたい事がアレコレある・・。と気は焦りながら、でも時間はすぎていく。師走はやはり忙しない月なのですね。

今朝はとても寒い朝となりました。7日の今日は二十四節気では『大雪』に当たります。日中もどんどん短くなっています。でもイルミネーションが美しいこの時期、忘年会も増えて、ほろ酔いの人たちが楽しく街の界隈でワイワイしているの見ると、少し嬉しくなったりもします〜。 (T.M)

今日は大雪そして明日は針供養の日です。
http://www.i-nekko.jp/hibinotayori/2017-120600.html

明日はハロウイーン2017/10/30



日本でもすっかりイベントとして定着してきているHalloween。欧米ではキッズメインのイベントが主流なのが、日本では大人の人も仮装が楽しめるので、仮装をして街に繰り出す人がたくさん。海外からこの仮装のために来日し、渋谷に集合して街を練り歩くのがどうも流行りだとか。

さて、実際にあまり知られていないのがハロウイーンの由来。
ハロウィーン (Halloween) は、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる、伝統的な行事。諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになりました。

ケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたものとされています。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いたのです。

ハロウィーンのテーマは不気味なものや恐ろしいもので、特に、死、アンデッド、黒魔術や神話の怪物などが含まれます。ハロウィーンに関連する登場人物には、幽霊、魔女、コウモリ、黒猫、ゴブリン、バンシー、ゾンビ、魔神、それにドラキュラやフランケンシュタインの怪物のような文学作品上の登場人物などなど・・・。 皆さんご存知な通り、黒とオレンジ色が伝統的なハロウィーンの色。

「ジャック・オー・ランタン(Jack-O'-lantern)」(お化け蕪、蕪ちょうちん)は、白色の蕪をくりぬき、刻み目を入れ、内側からろうそくで照らしたもので、最もハロウィーンらしいシンボルです。スコットランドやアイルランドでは、今なおカブを使っているところもあるそうですが、アメリカへの移民たちは、刻みやすいカボチャを、移民早期から使っています。今ではパンプキンが主流ですよね。ハロウィーンを祝う家庭では、カボチャを刻んで怖い顔や滑稽な顔を作り、悪い霊を怖がらせて追い払うため、ハロウィーンの晩、家の戸口の上り段に置きます。

文化史として、触れると、ハロウイーンに大きく由来しているのが、ケルトのサウィン祭。 古代ケルトのドルイド教では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン祭でした。ちょうど短い日が新しい年の始まりを示していたように、日没は新しい日の始まりを意味していたので、この収穫祭は毎年10月31日の夜に始まりました。アイルランドや英国のドルイド祭司たちは、火をつけ、作物と動物の犠牲を捧げました。また、ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節が過ぎ去り、暗闇の季節が始まったのです。
11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えました。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、「妖精」(「シー(Sith)」と呼ばれる妖精はバンシーと呼ばれました)などの悪霊が入らないようにします。というのも、1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからなのです。日本のお盆のとよく似ていますね。
祭典ではかがり火が大きな役割を演じました。村民たちは、屠殺した牛の骨を炎の上に投げ込みました。「かがり火」を"bonfire"と呼ぶのは、これらの「骨火」に由来すると思われます。 かがり火が燃え上がると、村人たちは他のすべての火を消してその後、各家族は厳粛にこの共通の炎から炉床に火をつけたのです。これにより、村の各家族は一つにつながります。アイルランドでは今でも、毎年ハロウィーンの夜には何百もの火が点けられるそうです。

明日はハロウイーン、10月最後の日です。暦の上ではもう冬。今年も残すところ2ヶ月となりました。どうぞよい晩秋・初冬の時節をお楽しみください。

だめだし日本語論2017/10/24



橋本治氏と橋爪大三郎氏の対談式の書物。歴史や文化的要素素や近隣諸国との関係も取り入れながら、日本語の持つ特性について対談されているとても幅の広い興味をそそる1冊でした。言語学だけの定義になると数に疎い私は、数学チック主要になると、入りにくくなるのですが、人間の営んだきた時代背景の歴史や文化背景が入ると、とてもしっくりと理解しやすくなります。橋爪氏の書かれた書籍は時折興味があり読んでいましたが、このお二人の対談もとてもユニークであります。
自分が言語に関する仕事なので、英語を問わず色々な言語に興味があります。また言語を通じて、学ぶことはたくさん。英語学習者の方にも是非
手にとっていただきたい1冊であります。

木村泰司氏の『西洋美術史』を読んで。2017/10/14



何度か木村氏の美術史の講義を受講したことがあります。以前に何冊かの著書を読んだことがきっかけで、美術史のセミナーに曜日と時間が合えば、受講するようにしています。近頃、ダイヤモンド社から『西洋美術史』が刊行されました。
私の大好きなことの一つは書店をウロウロすること。テンションが上がります。ついつい興味のある書籍を購入してしまい、現在少々積ん読状態です。『それでも買うか〜。』と自身ツッコミを入れながら・・・。購入したのが西洋美術史。同氏が常に伝えられることは、『美術とは見るものではなく読むものである。』実際、美術史家の方のほどんどがこのようにおっしゃいます。私も同感する点であります。日本社会は、どうも効率性だけを求める傾向にあり、結果良ければ全て良し。教育においても就職に役立つことだけを目標に掲げているのが当たり前になっています。どうしてこの大学に進学したいの?という質問に、就職に有利だから。という回答がほとんどです。今ではリベラル・アーツ(一般教養)は役に立たない分野とされています。私が扱う『英語教育』についても、結果重視です。留学せずともTOEIC高得点!いかに短期間で高得点マーク!というキャッチフレーズの書籍やセミナーをよく目にします。目標を掲げて学習をすることも大切なのですが、『学び』が、非常に軽くなって来ているように感じます。知識や教養を身につけるということは日々の学びであり、積み重ねであると思います。いくら英語がペラペラ話せても中身がなければそれまでです。ただ、テストで高得点を出すから、すごいものでもありません。日本の中だと、日本だけの物差しでしか物を見ません。日本の常識が海外に通じないこともたくさんあります。グローバル化と言われて久しくない今日この頃。一体何なのでしょうか? 海外に行くと、歴史や文化、そして、政治など多岐のトピックで会話が繰り広げられます。ビジネスシーンではもちろんのことです。

木村氏の書かれた本はすっきりとまとめられていて、とてもわかりやすいです。この、『西洋美術史』は名の通り、美術、時代背景がシンクロナイズ(同一化)されていて、世界史が苦手、特に欧州の歴史がややこしいと思ってらっしゃる方も多いかと思うのですが、アーティストや作品に関連している文化背景が盛りだくさんなので、とても興味深いと思います。

グローバルに羽ばたく若者、日本文化を知るはもちろんのこと、世界標準の教養を身につけることも大切です。是非手にとっていただきたい1冊です。
(T.M)

TOEFL ITPテストを実施します!2017/10/08



英語に関する環境が少しずつ様変わりしてきています。何が変わっていきているのでしょうか。 以前、ニュースレターである''Le Bllutin''や、ブログで何度か触れました。

2020年にセンター試験がなくなります。それに伴い、日本の英語教育も大きく変わる節目にあります。まず英検やTOEFLなどのような資格試験で、英語レベルを測定していくようになりますが、今は大学によって適用されているテストが様々です。英検は私たちにとって一番馴染みのある英語資格テストですが、他にTOEFL、TEAP, IELTSやGLTなどがあります。英検やGLTは日本でしか通じない英語のテストであるのに対して、TOEFLやIELTSは世界基準のテストなので、海外の大学に進学する場合は必要となるテストですが、実は、日本の教育現場もグローバル教育を目指すにあたり、日本の大学においても、世界標準であるテストを取り入れているのが現状です。これからもこのような動向に動いていくことは間違いありません。なので、高校生から受けておくと、有利なことが沢山あります。対策に向けての勉強を早くからするということは、英語力アップにつながります。そして、テストのスコアが入試の際に利用される事例が増えてきているので、有利になります。

さて、TOEFLについてお話していきます。TOEFL iBTは 日本では2006年7月から運用が開始されたアカデミックテストで、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に、かつ高い精度・公平性をもって測定されます。ただし、受験料が、\20,00以上することもあり、なかなか簡単に受けてみようという感じではありません。(ただし、海外大学留学する場合は必須です!) そこで、TOEFL ITP テストはいかがでしょうか? 世界最大規模のテスト開発機関Educational Testing Service(ETS)により作成・提供されるペーパー形式の団体向けテストプログラムです。スピーキングテストはありませんが、是非、自身の英語レベルを正式に把握するためにも、高校生の間に受けておいて欲しいテストです。(詳細は別紙をご参照ください。)

この度、春霞塾(北区豊崎)とミューズイングリッシュコミュニケーションにてこのTOEFL ITPを開催いたします。春霞塾では11月18日(他の試験日も考慮中)ミューズでは12月9日と21日(時間後日相談)を試験日に当てたいと予定しています。
受験料は、\3,280です。

重ねて、ミューズイングリッシュでは、来春に向けて、中学生・高校生そして大学生を対象とした、TOEFLにも対応できる「読む」「聞く」「話す」「書く」を確実に伸ばしていける、発展コースクラスを開講していく予定です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

英語音声学への誘い2017/10/05



日付も変わり、5日となりました。満月にはあと2日ほど早いようですが、昨夜は中秋の名月でした。仕事帰りに空を見上げると私には十三夜か十五夜か私には、肉眼では見分けのつかない、まん丸なお月さんがやや遠くで輝いているのを拝見しました。あ〜秋だなぁ。としみじみ思う今日この頃。

秋から冬にかけて行事が目白押しとなります。行事の一つとして、春霞塾にお招きいただき、『英語音声学への誘い』の講義を行います。日本における英語教育は年々、変化しています。比例して、英語が身近に感じる・必要性を感じる人も増えてきています。そんな中、英語を声に発するということに自信のない方が多く、それに加え、文法を意識しすぎて、自然な会話が楽しめられない方、オススメです。また、英語音声の仕組みを知ることで、リスニング力はもちろんのこと、読解力にも影響します。日本の英語教育では、発音やイントネーションはあまり重要視されません。英文を読むのにカタカナで書くなんて、邪道です。ご興味のある方、是非、春霞塾にご来校ください。春霞塾は田村かすみ先生が運営されている塾です。教育者としてとても尊敬している方であります。ご興味のある方是非、ご参加ください。

いずみ市民大学『英語にまつわるエトセトラ』最終回2017/09/26



先週の金曜日、いずみ市民大学前期講座『英語にまつわるエトセトラ』の最終回でした。10回目は、海外のお客様を日本に招く''Welcoming People''についてでした。まず始めに、『観光地立国である条件とは?』『日本のおもてなしどう思いますか?』この2点の質問をお伺いし、進めて行きました。一昔前に比べて、海外からの観光客の方が増えました。でも世界のランキングで見ると、2016年時点では16位で、アジアでは6位なのです。デービッド・アトキンソン氏は元ゴールドマン・サックスアナリストで現在は小西美術工藝社の代表取締役社長で、日本文化に造詣の深い方でらっしゃいます。同氏が執筆した本で『新・観光立国論』があります。そこで、触れてらっしゃるのは、観光地立国である条件は『気候』『自然』『文化』『食事』。
日本人は『おもてなし』で海外の方を誘致しようとしているのですが、観光客の方はおもてなしを体験しにくるのではなく日本が提供している旅行の要素になかなか手が届かないでいる状況のギャップを埋めるのがおもてなしであるかもしれません。日本は実にサービスの行き届いた、痒いところまで手に届くサービスを提供するイメージもある一方、マニュアル化しすぎていてか、同じ母国語で喋っているのに、どうも会話が噛み合わない、心を感じないサービスを受けることが増えてきているようにも思えます。

海外の友人や仕事関係の方が日本に来られたら、どんなところを案内するのか?食事は?話題はどんな内容をする?しない?などなど、お話しました。

4月から10回の講座を担当しました。英語という言語を通じて、英語の歴史であったり、文化・歴史背景など、幅広いトピックだったように思います。

ご参加いただいた皆様有難うございました。

TOEFL iBT WORKSHOPに参加して。2017/09/17



台風18号が九州から本州に移動している日曜日の今日(これを書いている間日にちが18日)、天候が危ぶまれる中、CIEE主催のTOEFL iBT ワークショップに参加しました。9:30から16:30(ランチブレイク45分)の、かなり、インテンシブなワークショップでした。講師として、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を英語学習者に教鞭をとるのか、またTOEFLにおける各技能の配点であったり、点数の付け方の対象方法をこのワークショップで詳しく学びました。
このワークショップに参加されていたほとんどの方は、中学・高校の教諭の方で、皆さん、とても熱心! とても興味深いワークショップとなりました。

TOEFLというと以前は正規留学を対象とした学生中心のテストというイメージがあるのですが、時代は変わりつつあります。近年、日本の国立大や私立大学が入試の際の英語力の基準としてTOEFLを導入し始めています。

TOEFLはアカデミックな英語基準を図るもので、多くの企業が英語力の基準として導入しているTOEICとは立場が違います。

学業に関連していると、TOEICよりもTOEFLを学習した方がいいのでは?と思うほど、2・3年前までは知名度で言えば、TOEICでしたが、今ようやく流れが変わってきているように思います。

一方でTOEFLはまだまだとっつきにくい、イメージがあるのも確かです。そういう意味でいうと英検の方が学生や保護者の方には身近に感じるのではないでしょうか。

TOEFLはすべての設題が英語であること。試験時間も4技能合わせて、4.5時間。受験料は TOEFL受験料は225ドル、日本円に換算すると約23,070円。他の英語資格と比較して高くなります。

ではありながら、正規留学では必須のテストとなりますし、これからも英検、TEAPと同様、TOEFL ibtも大学入試で必須となってくるでしょう。

改めて再確認したことなのですが、実際TOEFLを受検する必要のない英語学習者も、TOEFLで使用する教材が十分、日々の学習の上達に役立つということです。

私のプライベートで受講されている受講生の方は社会人の方が多いのですが、TOEFLのリーディングを取り入れています。物事をどう読むか?クリティカル・シンキング(critical thinking)ができているか?順序立てて、記事の概要ができるか?そして、自分の意見を論理立てて説明できるか?こういったことは、外国語だからするでは、なく、母国語、いえいえ、日常生活においても、考える・自分の意見を述べる、もしくは聴くといった、ことは大切なことだと思うのです。

テストのためのTOEFLだけでなく、今日は、教育者として、どんなクラスアクティビティが、出来るか?ということをたくさん学べたと思います。
TOEFLだけのためでなく、真に英語力を伸ばしたい!というクラスをこれからもどんどん提供していければと、思います。


最後に本日の講師は田岡千明先生、TOEFLテストの公認トレーナーで、とても熱意の感じられる素晴らしい方でした。

TOEFL iBTテストスキルアップセミナーが10/28の13:00-16:00関西大学で開催されます。高校生、大学生は必修です!
https://www.cieej.or.jp/event/seminar/skill_nishi.html

第1回ビブリオバトル@Connection2017/09/16



9月14日にコネクション心斎橋校で初めてのビブリオバトルを開催しました。有難いことに7名の方にご参加いただけました。第一回目ということで、手探りな状態で始めました。順序立てて、人の前で話すというのはなかなか難しいかもしれません。まして、それが母国語ではない場合は特にではないでしょうか。今回は初めてということもあり、時間は特に計らずにお一人お一人にお話していただきました。より良いビブリオバトルを経験していただくために、英語で簡単なプレゼンの手順などの単発講座を設けていきたいと思います。エリ先生がこのビブリオバトルの様子をブログでアップしています。ご興味のある方は、http://coneikaiwa.exblog.jp/27475509/
をクリックください。

隣のアボリジニを読み終えて。2017/09/11



先週、私の娘がお世話になっている、先生から、オーストラリアに住む娘に是非読んで欲しい本がある!ということでわざわざ、ミューズに足を運んでくださいました。少々興味があったので、郵送する前に読んでみようと本を手に取りました。

タイトルは『隣のアボリジニ』著者は上橋菜穂子氏。作家と文化人類学者でもある同氏はフィールドワークとしてアボリジニの研究の為にオーストラリアに10年間居住され、多くのアボリジニと触れ合っていかれました。日本人にとってアボリジニは腰布をつけたはるか遠くの自然の民という観念でしかないかと思います。実際のところ白人オーストラリア人の人も、実はアボリジニの中で、言語が違ったり、様々なしきたりや慣習が違うんだという認識はないのかもしれません。

白豪主義はオーストラリアにおける白人最優先主義とそれに基づく非白人への排除政策で、1901年の移住制限法制定から1973年移民法までの政策方針を指します。先住民族アボリジニやタスマニア州のオーストラロイド系住民やカナカ人などのメラネシア系先住民への迫害や隔離など、オーストラリアにおける人種差別主義の歴史全般を指すわけですが、実は、そんな遠い昔の話ではありません。
私は7月にブリスベンに行ったのですが、10年前のブリスベンとは様変わり、街も大きくなり、洗練されていました。でももっと驚いたことは、人種間の融合です。10年前はパッチワークのようで、アジア系でも、韓国系は韓国系、日系は日系とつるむ。といったような縮図です。オーストラリアの友人は当時、オーストラリアはとてもコスモポリタンだよ。と話してはくれましたが、若いときにカナダに住んでいた私にとっては、少々、オーストラリアで言われている多国籍文化に、疑問が浮かびました。

上橋氏の本の中で、印象だったことは、アボリジニも様々。エリートな人もいれば、国からの手当てを受けて生活するアボリジニも少なくない。以前は、隔離をされていたから、アングロ系オーストラリア人との衝突も少なくなかった。もちろん、その当時は賃金なんてあるか、ないかで、ただ、食事と寝るところをあてがってもらうだけ。時代は変わり、突然、競争といった社会に置かれる。長いこと、虐げられてきたアボリジニは、教育もきっちり受けてきていない。自立して、生活しようとするアボリジニもいれば、昔からのその地域や親戚間のアボリジニの慣習をしっかり受け継ごうとする人たちもいる。またアボリジニ同士でもそのしきたりで、摩擦が起きるケースが多いこともあるらしい。

隣のアボリジニ。決して、片方サイドからみたことを書くのではなくて、冷静に物事を捉えているところが彼女の洞察力のすごさだと感じたこと。アボリジニ間でも、色々なサイドの人とコミュニケーションをとり、またアングロ系オーストラリア人からの視点から見たことも書いていることです。

海を渡ってきた日本人が突然アボリジニコミュニティーで『あなたたちのことについて教えてください』とはならない話で、彼女のこの本の重さというのは10年間住んで、関わってきたこと、そして築き上げた信頼感があってのものだと思いました。異文化に飛び込むのは決して容易なことではありません。著者のタフさ、そして、洞察力。どんどん引き込まれた本でした。

やっと完成秋のお便りfrom muse2017/08/30



8月も下旬となりました。今年の夏は、あれよこれよとしているうちに、過ぎ、9月を迎えようとしています。ミューズ・コネクションでは秋に向けて、イベントが目白押し。そんな中、ニュースレターを含む、フライヤーのデザインを担当している、私、MINAMIDE、なかなかはかどらず、9月を迎えるギリギリになって、お尻に火がつき、一夜漬けする学生のように追い込んで、しあげました。夏号はスキップ。春からいきなり秋号のニュースレターです。どうぞお許しください。秋はイベント目白押しです。是非、手にお取りください。各教室にて、今週中に配布します。

お盆に完読したいおすすめの本・・・。2017/08/08



先週の金曜日4日に、受講生の方から戴いた本。タイトルは『近代ヨーロッパへの道』著: 成瀬 治氏。まだ完読はしていませんが、非常に興味深い本であります。近代ヨーロッパとはいつから始まるのか?コンスタンティノープルコンスタンティノープル陥落が、1453年。中世から近代への移行の時期なのか?

世界歴史に興味を持ち始めた頃、私のピンポイントは、古代ギリシャ・ローマ。そして、もっと歴史が面白いと思い始めた頃からイギリスではチューダ朝。今、ようやく中世がどうだったのか?と興味を持ち始める。70年ぐらい前は、忠誠ヨーロッパでは暗黒時代(Dark age)と呼ばれていた。なぜ?文化が発達しなかったから?実際、中世ではインドや中近東のイスラム文化が赤デックの発信地であった。古代ギリシャ・ローマ文明が未だ、継承されているのは、中近東でのその当時の研究があるからだ。
日本の中世歴史が複雑な時代であれば、ヨーロッパの歴史でもそうである。ただ、欧州と日本の違いは、続きか、島国か?である。『近代ローロッパの道』は、中世から近代の移行の時期であるので、時代は複雑であるけれども、とてもうまくまとめられれいる本だと思う。ヨーロッパの歴史を知れば知るほど、中世から近代を知ることが大切だと思う。お盆にかけて完読したい本。(T.M)


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