私の義父に捧げる To John...2017/08/01 | | 今日から8月がスタート。174.png 暑い暑いといううちに暦の上では立秋になりお盆がやってくる。日本のお盆は昔の中国で陰暦7月15日の中元節に催された盂蘭盆会と日本古来の諸々の風習が結びついたもの。今でも七月盆の地方もあるけど、関西の多くの地域で八月盆が一般。京都ではお盆の最後、8月16日に『五山の送り火』が催される。お盆が過ぎてしばらくすると、地蔵盆がやってきて、子供たちが大きな数珠の周りに座り数珠を回しながら『元気で健やかに成長できること』を祈願する。これは8月23・24日頃、町角のお地蔵さんを祭る(祀る)町内行事であるが近頃は、こういった行事も少なくなってきた。さて、この地蔵盆がすぎると8月も下旬を迎える。まだ暑い時期ではあるが、夏もいよいよ終わりという気配を感じる。8月は精霊との交感を測る行事が多いのが目につく。春や夏を支配した陽の気が次第に衰え、陰の季節である秋や冬へと移行する境目の時期であり、この境目に精霊と生者が出会うことであるのだろうか。人は長い生命の連鎖を受け継いで生きるものだとこの時期になるとしみじみ思う。
さて、日本では8月が精霊と近く感じる時期であるのに対して、フランスでは、11月1日に「諸聖人の日」を祝う。この日はカトリック教会の祝日のひとつで、すべての聖人を記念する日で、古くは「万世節」と呼ばれていた。今ではキリスト教の一行事となるのだが、キリスト教以前において、コンセプトはお盆と同じで死者の霊がこの世に戻ってくるとされていた。 10月にも入ると、ヨーロッパ北部は太陽の光も弱くなり、日も早く落ちる。陽から陰を感じる時なのだろうか。
だいぶ前にSerge PEYによって書かれたポエムを読んだことがある。タイトルは日本語訳で、''10月15日 24時の詩'' 決して夏の陽の発想で書かれた詩ではない。冬支度を始める前の10月。ヨーロッパではこの10〜11月が陰への移行の時期かもしれない。日本もお盆の季節は、まだまだ残暑もきつく秋を連想としないのだが、暦の上では秋。まさに季節が移る境目なのだ。月は違うのだが、何か近い感覚を感じる。
このフランス語での原語の詩は、こちらのコラムにはフランス語の特別文字が認識出来ないので、『講師ブログ』に記載しています。 こちらでは和訳のみ。
10月15日 24時の詩
おまえの祖国はどこになる とひとに尋ねられたなら ぼくは答えることができる ひとりの死者から もうひとりの死者へと移り行くことによって あるいはひとりの子供から もうひとりの子供へと移りゆくことによって
なぜなら子供たちと死者たちは 僕たちが作り上げる ひとつの口の伝説の中にいるのだから
生きているということは 骨と話すことを意味する
死んでしまった者たちの骨ばかりか これから生まれ出ようとする者たちの骨をも 含めて ひとつひとつのことばは 訪れる 墓場と 墓場を打ち壊す子供たちとの 無限の連鎖の中の一本の椎骨だ
おまえの祖国はどこにある とひとに尋ねられたなら ぼくは答えるだろう ひとりの子供の口の中にと。
なぜならおよそ子供というのは ぼくのことばの父であり ぼくの母の母でもあるのだから | | 今度は邦語訳で読もう『この私、クラウディウス』2017/07/31 |
| 私が24・5年前イギリスに住んでいた時に、当時BBCのテレビで''I, claudius''という歴史ドラマを見た。, 1976年、ロバートグレイブス (Robert Graves)が著書したものがドラマ化した歴史ドラマである。 イギリスでは御所のデレク・ジャコビ(Derek Jacobi )が、クラウディウスを演じる。クラウディウスは病弱で吃音症。本人自身もまさか自身がローマ皇帝になるなんて思ってもいない、彼の自伝歴史小説である。
20代の頃、美術史を学ぶにあたり、世界史はもちろんのこと、日本史でさへもどこまで、知識があったのか。歴史で討論されると、何も討論出来ない。そんな状況で英国に発った。誠に始めは情けない思いをたくさんする。学生時代私は何をしていたのだろう?? 美術史を学ぶ美術という名のもと以前の問題でまずは、歴史をきっちり学ばないといけない!という話からのスタートであった。 そこでこのBBCで''I,claudius''という連続ドラマシリーズである。次第に興味を持ち始めた。基本日本で生活している中で歴史の話なんてしない。基本学問の一環である。歴史の話を日常でするもんならうとましがられる。でも見方を変えると、歴史はどの時代も人間が繰り広げる行為である。ということは、人間の泥臭さいシーンがいっぱいなのである。そういう視点から歴史を見ていくと、非常にとっつきやすいものなのである。大局からみる歴史に個人に焦点を当てる歴史。歴史小説だったり、伝記は、もっと人間模様を描写する。つまり、人間の心理をも描写している。ということで、ロバート・グレーブスの書いたこの''I, Claudius''は、非常に泥臭いものである。 当時、テレビを見て背景を理解した後は、英文でこの本を読んでみようと試みた。しかし、どれだけ私が、理解できたのだろうかはわからない。でもこの起点がきっかけで、古代歴史にハマった。ロバート・グレイブスに続き、アラン・マッシーの歴史小説の本を読むことで、さらに、歴史の面白さを知ることができたと思う。
先日、某大型書店に行くと、『この私、クラウディウス』というタイトルの本を目にした。これはもしかすると!20数年余りに、目にしたタイトル!次は邦語で・・・。はい、邦訳で読んで観るのもこれまた面白い。20代で読んだものと、40代、、また50代で読み直すと新たな発見もあるはず。 しかし、活字も細かく、ふた昔と違いreading glassesが必要。慌てずゆっくり読んでいこう。
| | 『今どきの留学事情』について・・・。2017/07/28 | | いずみ市民大学の10回講座『英語にまつわるエトセトラ』本日で9回目を迎えました。9回目の今日は『今どきの留学事情』についてでした。私が学生時代の頃は海外にすごく憧れがありました。このような想いは私たちの世代だけでなくもう少し上の方も『海外に出てみたい!』という強い願望があったように思います。 今は様子も変わってきているみたいです。子を持つ親御さんの方が子供を留学させたい!という願望がある中、子供たちはそんなにパッションを抱いていないようです。親としては子供に様々な異文化体験をしてもらいたい、子供の可能性を広げてあげたいなど、人格形成に関わることに留学の意味を求めることが多い中、若者世代の留学動機は、就職に有利だから。インターンシップなどしてると箔が付くからなどと、実利的な理由が多いようです。近年では正規留学という長期のものではなく短期が多いようです。グローバル化を謳っている大学も多く、大学2年生頃に1年間の語学留学をカリキュラムに入れている場合が多いようです。日本ではやはり就職活動が大学3年目に始まるので、国内でそこそこのネームバリューのある企業に就職することが安定であると考える日本人の方の多くはやはりその慣例に従う傾向にあるので、どうしても幅が広がらないのも現実です。
留学は多様化しています。決して若者だけのものではありません。50代以上の方の短期留学をされる方も多いです。学習意欲は、今の若者よりも60歳位以上の世代の方の方が旺盛かもしれません。学びは年齢に関係ないということです。
さて、昨日某大型書店で目についた本があります。『オックスフォードからの警鐘』著者は苅谷剛彦氏。現在オックスフォードで教鞭をとってらっしゃる方です。ニッポンの大学の常識は世界の非常識。グローバル化という言葉は近年よく耳にする言葉で、大学もグローバル学科が次々と新設されています。でもこのグローバル化はしばしば曖昧に使われているケースが多いのも確かです。高等教育現場を世界から見たとき日本の大学はどうなのでしょうか?日本は様々な意味で日本だけで通じる常識があります。この本の著者曰く『和製グローバル化』では世界に通用しないということ。さて、真のグローバルとは何なのでしょうか?この本はそんな意味で何か新たな問題意識を持たせてくれる本かもしれません。 | | 世界史は奥深い。2017/07/17 | | 世界史は好きである。小説よりも何よりも世界史の本にどうしても手が伸びてしまう。1ヶ月ほど前に書店で購入した『教養としての世界史の読み方』最近東大な〇〇など、様々なタイトルを掲げた世界史がたくさん刊行されている。もちろん当たり外れはある。以前、池上氏と対談タイプのもので『新リーダー論』を読んだ。非常に納得のできるもので、今の日本そして世界情勢を知る上で指針を与えてくれる。
話は外れた。書店でこの教養としての世界史を手に取ったとき、いかなるものだろうかと半信半疑だった。以前に読んだことのある本を書かれている著作者だとわかり、購入することに決めた。この本の執筆者は本村凌二氏。ローマ史を研究されている方である。私もギリシャ史・ローマ史にはとても興味がある。この本はただの歴史書を超えて、人類史を語っているようにも思える。各チャプターの切り出し方も非常に興味ぶかい。英語関係の書籍で特に思うことが、留学せずにTOEIC満点の著者が書いた本、カリスマ講師〜さんが書いた本などとやたらと肩書きで攻めてくる書籍が多い。すごいな〜とは思うのだが、奥行きがないように思われる。情報社会が飽和しているから仕方がないか。まあ、日本人は肩書きや資格が好きである。歴史書も最近そういった傾向にある。そんな中、彼の出版した本のタイトルを見たとき少々怪訝にも思っていて、購入しようかしまいかかなり悩んだ。でも覆された。
彼の言わんとすること。歴史は繰り返す。歴史を振り返ってそこから学ぶことは多いのだ。
平和である日本は平和である為に世界の情勢を見ない。同氏の本最後の章で書かれていたこと、平和と繁栄が続くと人は退化する。日本人のモラルも低下路線をたどっている。彼曰く、決して日本だけのことではないということ。モラルが低下して行くとともに人々が優しくなっていく傾向が見られること。これは見方を変えれば厳しさの欠如であったり優柔不断とも言える。退廃に向かう社会では人は自分にも他人にも優しくなっていく。本当の優しさは自分というものをきちんと持った人が周りに対して示す寛容さである。ということを最後に書かれていた。
近年、自己開発に関する書籍をよく目にする。公私ともストレスを抱えてらっしゃる方が多いのだと思う。私が子供の頃は、もちろんインターネットもなくSNSなんてなかった。まさしくアナログ。グレーゾーンに値いする近所のおっちゃん・おばちゃんも多く、子供が大人の顔色を見るというのは当たり前。今では反対。そして社会でも反対意見なんて出したものなら空気を読めない人というレッテルを貼られてしまう。
歴史を知るということは、幅広いスパンで見ると、どういった出来事が起こったのかを学ぶこと。歴史に出てきた人物像を見ると、これは非常に人生の上での師匠である。それは良くも悪くもだが、こんな人間にはなりたくない、それとは反面こんな人物になりたいとお手本にすることもできる。そもそも自分の先祖を辿るとこれは歴史になるのだ。
未来を予知することは歴史を知るからできること。この本で改めて認識したことである。
学生諸君にも是非読んでもらいたい本である。 | | コンチキチンが聞こえると・・・。2017/07/12 | | 今日は京都クラスでした。午前中の四条烏丸。鉾を見ることができます。街にはいたるところで提灯が飾り付けられています。祇園祭のクライマックスまで後もう少し。この時期はまだ梅雨も上がらずどんよりとした曇り空に湿気でムンムンとする空気の中で、観光客そして着物姿の女性が行き来しています。コンチキチンの音が聞こえると。ああ、夏本番がやって来たな!と毎年思う時期。
7月1日の吉符入りから末までの1ヶ月におよび、神事や行事が行われます。869年全国的に疫病が大流行したので、悪疫退散を願って「祇園御霊会」が行われたのがはじまりとされています。17日の山鉾巡行には32基の山鉾が豪華な懸装品で飾られて都大路を進みます。
| | カナダ150周年!2017/06/29 | | いずみ市民大学の10回講座『英語にまつわるエトセトラ』6回目の6/17は『旅する英語・アメリカ合衆国』。先週に引き続き今週はカナダについてお話しします。意識をしていたわけではないのですが、今年7月1日カナダは建国記念日150周年を迎えるそうです。その前日にカナダについてお話できるのはなんとも嬉しいお話。カナダはかなり昔に自身が住んでいた国、また公私でお世話になってる京子先生がトロントに在住していることもあり、とても近くに感じる馴染みのある国であります。その京子女史からこんな写真送られて来ました。講座も後半に差し掛かりました。明日もよろしくお願い致します。 | | 久々に司馬遼太郎氏の本を読む2017/06/12 | | いずみ市民大学の10回講座『英語にまつわるエトセトラ』先週金曜日5回目を終えた。旅する英語Aはアイルランドについて。この講座では毎回何について話そうかとあれこれ思案し、スライドを作る。今回はどういうプランを持って話そうかといつも以上に頭をフル回転させる。そんな中、司馬遼太郎さんが『愛蘭土(アイルランド)紀行』を書かれていたことにふっと講座前日に気づき、単行本をすぐに手に入れ、一夜漬けの学生のように読書をする。元々司馬遼太郎さんの本は大好きで、以前はよく彼の本を読んだ。久々に改めて彼の文章を楽しんだように思う。 さてアイルランドには2回訪れたこともあるし、それなりの歴史は知ってはいたが、今回、新たな発見が沢山あった。日本人にとってアイルランドは遠い国。その国の歴史や宗教的なことはよほど興味がない限り、知ることはないかと思う。講座でどんなアイルランドの魅力を伝えることができるのか?さてさて、大きな課題。アイルランドの今日の英国との関係や、アメリカ合衆国との繋がりは歴史を知ることでなるほど!と合点のいくことが多い。だから歴史はやはり面白いなと、再認識する。アイルランドは文学界や音楽界でも著名な方が多くいる。歴史や歴史小説は大好きなので色々と読んではいるが、文学小説には今までなかなか手に取ることをしなかった。アイルランドは本当に文学大国!ジョナサン・スイフトに、オスカー・ワイルド、ジェイムス・ジョイスにW.B.,イエイツなどなど。アイルランドの気候がこのような多くの作家を生み出したのかそれとも何世紀のもわたってイギリスに虐げられていた歴史がそうさせたのか、いやはや、ケルトの血をひく民族的なアイデンティティなのか、とても興味深い。よし、食べず嫌いはだめ。一度小説を手にとってみよう。何冊か単行本を購入。 まずはアイルランドを知ってもらうには司馬遼太郎氏の街道をゆく『愛蘭土紀行1&2』がオススメ。 | | サマーフェスタ開催します!2017/06/05 | | まだ先の話なのですが、夏休みに向けて甲子園口校でサマーフェスタを開催します。この行事はキッズだけでなく大人の方にも楽しんでいただけるイベントです。気軽にお立ち寄りください。 尚、同じ日の夜にはBubbly Nightを開催します。こちらに関しては事前のご予約をお願いしています。詳細は左のポスターをクリックすると拡大になります。お問い合わせはお気軽に06-6390-2133までご連絡ください。 | | あっ、ブルーベリー!2017/06/04 | | この週末も好天に恵まれました。昨日の土曜日は御幣島校でのレッスン。このビルヂングのオーナーの建物の前にはユーカリなどがプランティングされています。生徒さんが、ベリーたくさんなっていますね〜と。あらまあ。言われるまで気づかなかった。本当にたくさんの実がなっていました。街のど真ん中に住んでいると、なかなか季節を意識しなかったりするのですが、加島ー御幣島間を自転車で走っていると、季節を感じることのできる木や植木が意外と多く、目を楽しませてくれます。西淀川区は2昔前まで、公害のひどいところでしたが、今では様子をすっかり変わり、すっかり住宅街に変わりました。遊歩道もあって、散歩やジョギングを楽しむ人も少なくありません。忙しい忙しいと目の先しか見えてないのはダメですね。お天気のいい日は仕事の移動中プラーリと景色を楽しみたいものです。 | | Cafe @ MITEJIMA再開します。2017/05/27 | | Connection心斎橋校ですっかり定番となったCafe。御幣島校も5月よりこのcafeを再開することになりました。御幣島校での担当講師はジェドです。机上だけの学習ではなく、実戦の場として活用してみませんか?ちゃんと喋れるのか心配。と躊躇される方も多いかと思うのですが、まずは雰囲気に慣れることが大切です。cafeという名がついているようにくつろいだ雰囲気の中での会です。日々の英会話レッスンの励みにもなります。お気軽にご参加ください。ビジターの方も大歓迎です。当日でも構いません。参加ご希望の方は、06-6390-2133までご連絡ください。 | | アイラのウイスキーはお好きですか?2017/05/16 | | 先日とあるバーに立ち寄った。ワインをグラスで飲みたくて入ったお店だったが私が好きなウイスキー、かなりユニークな種類のものがカウンターに並んでいる。それも私の大のお気に入りのアイラ島シングルモルト。バー越しに、穏やかな雰囲気を醸し出してるマスターとアイラ島のシングルモルトの話で少々盛り上がる。そこで紹介してもらった一冊の単行本。『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』村上春樹が、スコットランド・アイルランドで味わったウイスキーについて書いた本である。こんな本を書いていたなんて。驚きだ。まさに、私の好きな、小さな島、アイラ島のウイスキーについて語られている! いつかは必ずアイラ島を訪れたいとずっと思っていた。ちょっとメランコリックで寂しげに感じる海を眺めて、静かにピートの効いたウイスキーをいただくのも良いだろう。この単行本に載っている写真は、さらにこの地に赴きたいという気にさせる、シングルモルト好きのためのちょっと大人な本である。 | | 御幣島校古本バザール2017/04/24 | | 御幣島校の古本バザールのお知らせはこちら。 左をクリックすると拡大します。 | | 古本バザール2017/04/20 | | 5月下旬の週末の5/27と28日甲子園口校そして6月10日御幣島校にて古本バザールを開催します。昨年も春にこのバザールを開催しました。洋書はもちろんのこと、小説・歴史書・語学の本など色々バザールに出ます。有料といっても\100~\150そしてほとんどが無料¥0のものばかりです。是非、お散歩がてらお立ち寄りください。
そして甲子園口校ではBubbly Nightを開催します。詳しくは左をクリック とても楽しい会です。是非ご参加ください。 | | いずみ市民大学で10回講座担当します。2017/04/08 | | 4/14より10回にわたって『いずみ市民大学』にて『英語にまつわるエトセトラ』の講義を担当します。初回の14日は『英語』どうしたら話せるようになるの?です。この講座に関するお問い合わせは和泉シティプラザ生涯学習センター0725−576661まで。
左の写真をクリックいただくと拡大します。 | | 4/2の今日2017/04/02 | | 昨日から4月を迎え気分も新たに。元旦の時とは違う年のスタートを感じるシーズンでもある。きっと4月が新年度のスタートだからだろうか。
4/2の今日、日中はポカポカ陽気。少し時間があったのでブラッと神戸市立博物館を訪れた。今日は古代ギリシャの特別展の最終日だったことを思い出す。春休みだったので家族連れの方が多い中、でもひしめき合うほどの混みでもなかったので、ゆっくり作品を観ることができた。私の好きな時代はクラッシック時代からヘレニズム・・なんとも優美な彫刻なのだろうか。表情も豊かで、彫刻でここまで筋肉や表情を表現することができるのか、と思いながら鑑賞すると感慨も大きい。昨夜NHKのテレビ番組で阿修羅像について放映があった。像の持つお顔の表情について触れていたのだけれども、人間の手で作られたこれらの作品は東西関係なく非常に素晴らしいといつも思う。歴史というひとくくりの中で、その彫刻に対する製作者や依頼者のパーソナル的な気持ち。その時代背景のストーリーがわかるとより感慨深いものになる。芸術鑑賞は非常に情操教育に良い。今日小さな子供たちが家族と一緒に鑑賞を楽しんでいたのを見てこちらも嬉しくなった。これは〜に見えるとか、これは〜かな?と会話も弾む。どんどん表現力豊かな人格を形成していって欲しいと思う。
今年度もよろしくお願いします。 (T.M) | | 第3回 MUSE 発表会を終えて2017/02/19 |
| 昨日の2/18は西淀川区民ホールで第三回目の発表会を開催しました。昨日は天候にも恵まれました。
発表会に向けてみんな一生懸命に頑張ってきました。皆さん、うまくできましたか? 舞台に上がるのが3回目な生徒もいます。余裕を持ててできましたか?前回よりもうまくできましたか?また初めてでとても緊張したお子さんもいるでしょう。舞台の上に立つと頭が真っ白になってしまってセリフを忘れるシーンもありましたが、やりきったことに「よく頑張った!」とメッセージを送りたいです。幼児から中学生までのお子さんが参加してくれました。みんなで作り上げていく発表会。我が子はもちろんのこと、色々な生徒たちの演目を見て、刺激しあえるといいですね。
発表会の締めくくりはいつものようにアシスタントの友嘉子先生、あやこさん、そして新井さんの3人によるオペラを披露していただきました。今回はドイツ語・フランス語そして英語の歌です。なかなか生で生伴奏付きオペラを聴く機会がありません。美しい音楽を聴く機会もとても大切です。心が豊かになります。情操教育の一環としてこれからも引き続きこのような機会を設けて行きたく思っています。
発表会がこのように続けていけるのは、保護者各位のご協力があってだと思っています。本当に有難うございます。
そしてミューズに関わってくれているスタッフや講師の頑張りでもあります。 本当に有難う!
キッズブログに後日何枚か写真をアップして行きます。またご案内いたします。
MUSE ENGLISH代表 ミナミデ テルミ | | ニュースレター2月号2017/02/03 | | お待たせしました。今年初の''Le bulletin''ニュースレターが完成しました。月曜日より各教室で配布していきます。 | |
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