教養英語講座を終えて・・。つぶやき。2016/10/02 | | 本日はコネクション心斎橋校で『教養英語』英語で話す西洋美術史''Early Christian Art''と後半はNippon Bunka あらかると『言語でみる日本文化』の2講座を開講しました。
Early christian Artはギリシャ、ローマ史に引き続く第3回目となります。キリスト教がコンスタンチン皇帝によって公認される前とその後の変化をみていきました。この時代背景はとても複雑で範囲も広いです。短時間でいかにポイントをお話できるかがポイントとなります。そういう意味でいうと美術というサイドからアプローチしていくのはとてもわかりやすいかと思います。簡単な歴史背景、そしてこ時代の社会背景そして、カタコンベや初期の教会、そして壁に描かれている絵をみながら見ていきました。次回はByzantinです。
後半は内容も変わり、Nippon Bunkaあらかると。言語でみる日本文化でした。日本における英語教育は?日本語の今。これからの取り組みについてなど、時間が足らないぐらい話題は尽きません。
先日とある場所である会話を耳にしました。お年の頃は70歳頃のお二人の男性です。会話と対話についての違いです。日本人は主に会話は出来るが対話はできない。この二つの違いは何なんでしょう?会話は英語でいうとConversation.お天気の話や日々の出来事を談話する。対話は英語ではdialogue,つまり、意見などの交換という意味が含まれています。対話はそんなにすぐできるものではありません。英語が流暢に会話できても、誰かに、世界情勢や歴史、文学などのトピックについて意見を求められてたどたどしくても答えることができるでしょうか?また、相手の意見に対して、どう答えることができるでしょうか?最近母国語で自分の気持ちを表現できる子供や若者が少なくなってきています。読書をすることが少なくなってきていて、また、字を書くことも減少しているせいもあるだろうし、家族で話をする機会も減ってきているのかもしれません。 よりよいサービスや便利さを求めるあまり、サービス業はもとより、教育現場もせわしく余裕のない、なんか無機質な世の中になってきているように感じます。そう感じるのは私だけなのかなぁ。とつぶやく私・・・。(T.M.)
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